「たった5分だけど…置いていかれたような寂しさ」
デート中、彼氏が急に電話に出て、そのまま5分以上話し込んでしまう。気がつけば、あなたはひとりでスマホをいじりながら、取り残されたような気持ちに。そんな経験、ありませんか?
「たった5分でしょ?」と思う人がいるかもしれない。
でもその5分が、すごく長く感じるんです。彼との大切な時間だからこそ、心のどこかで寂しさを感じてしまうのは、決しておかしなことではありません。
彼の声が電話の向こうで響くたび、自分が“今ここにいるのに存在しないような”感覚になる。なんでもない話なら、なおさら「私との時間よりも優先なの?」と少し傷ついてしまうことも。
でもそんな気持ち、誰にでもあるものです。だからこそ、その心の揺れにちゃんと向き合ってあげることが大切です。
“寂しい”って言ったら、めんどくさい女だと思われそう…
「また電話?ちょっと寂しいな…」

そう思っても、なかなか口に出せないことってありますよね。
- 「こんなことで怒ってるって思われたらどうしよう」
- 「面倒な子って思われたら嫌だな…」
そんなふうに、自分の気持ちにブレーキをかけてしまうことも。
特に過去に「今目の前にいるじゃん」と冷たく返されたことがある人なら、なおさら怖いと思います。せっかく勇気を出して伝えたのに受け入れてもらえなかった、そんな経験は心に残るし、次の一歩を踏み出せなくしてしまいます。
でも、我慢し続けると、表面上は平気なふりをしていても、内側にモヤモヤや不満がどんどん溜まってしまいます。
そうなると、些細なことでもイライラしてしまったり、突然涙が出てしまったり…自分でもコントロールがきかなくなることもあります。
“寂しい”は、わがままじゃない。大切なサイン
あなたが寂しいと感じたのは、彼との時間を大切にしているから。それだけ彼のことが好きで、ちゃんと向き合いたいと思っているからこそ出てくる感情です。

“寂しい”という気持ちは、決してわがままではありません。むしろ、心の中にある大切なサイン。
それに、誰かと一緒にいる時間を「かけがえのないもの」と思っているのは、とても素敵なこと。だからこそ、その時間が中断されたときに「寂しい」と思うのは、ごく自然な心の反応なんです。
自分の気持ちに素直になることは、相手に依存することとは違います。あなたの感情を大事にすることは、恋愛においてもとても大切なスキルです。
怒られない・重くならない、気持ちの伝え方【例文つき】
とはいえ、「寂しい」ってどうやって伝えたらいいかわからない…そんな人も多いですよね。
伝え方のポイントは、怒りをぶつけるのではなく、気持ちを“共有する”スタンスを持つこと。そして、相手の行動を責めるのではなく、「私はこう感じたよ」という伝え方を心がけることです。
💬おすすめの伝え方:
「さっき電話してたとき、ちょっとだけ寂しかったかも☺️」
「一緒にいる時間が好きだから、つい甘えたくなっちゃった」
「あのとき少しひとりぼっち気分になっちゃった。でも、こうやって話せてるとやっぱり安心するな」
このように、軽く、明るく、ユーモアをまじえて伝えると、相手も受け取りやすくなります。「重い」「面倒」と思われにくいだけでなく、「そんなふうに思ってくれてたんだ」と嬉しく感じてもらえることも。
これで「オマエ、めんどくせぇな」とか言う男だったら速攻別れましょう!
「それでも怖いときは…伝え方の工夫を」
どうしても直接言うのが怖い場合は、タイミングや方法を変えてみましょう。
- デートの最初に「今日はゆっくり一緒にいたい気分☺️」と伝えておく
- 帰ったあとに「今日もありがとう!ちょっとだけひとりの時間が長かったから寂しかったけど、会えて嬉しかったよ」とLINEする
- 日常会話の中でさりげなく「〇〇くんといる時間って、あっという間に感じるから電話中ちょっと長く感じちゃった〜笑」などの軽いトーンで伝える
言い方やタイミングを変えるだけで、驚くほど伝わり方は違います。大切なのは、「どう伝えるか」よりも「自分の心を大切にすること」なんです。
また、「言えなかった自分」にダメ出しをしないでくださいね。伝えるのが怖いときって、それだけ相手のことが好きだから。相手との関係を大切にしたいからこそ、傷つくことが怖いんです。
「あなたの気持ちは“めんどくさくない”。むしろ大切にしていい」
彼に「寂しい」と伝えることは、関係をより良くするための大切なステップです。
もしあなたが勇気を出して伝えたのに、彼が「またかよ」「面倒くさいな」と冷たく返したとしたら…それはあなたが悪いのではありません。その人が、相手の気持ちを想像する余裕を持てていないだけかもしれません。
別れましょう!その男性はこれからもあなたのことを大切にしません!
(何度伝えても改善しない場合)
逆に、あなたの気持ちを聞いて「ごめんね」「気づかなくてごめん、ありがとう」と言ってくれるような相手なら、あなたの心ももっと安心できるはず。言ってよかった、と思える瞬間がきっと来ます。
あなたの「寂しい」は、大切にされたいという素直な気持ち。 それを押し殺さずに、自分の心に正直になってくださいね。
あなたは、決して「めんどくさい女」なんかじゃない。 あなたは、ちゃんと大切にされていい人。
その気持ちを抱えているあなたは、むしろとても素敵な女性です。