ココマイスターの一部のシリーズにあるブルームといわれる白いロウ
「手元に届いたらすぐに拭き取った方がいい?」
「それとも自然に取れるまで待ったほうがいい?」
悩む人が多いので調べてみました。
白いロウ(ブルーム)は取るべきか残すべきか?
結論を言うと
ロウは取らなくていいです。
プルームが何かわからない人は下のリンクで解説しているのでご覧ください。
ココマイスターの公式ページからはたどり着けない特別ページです。
今回は表面の白いロウを取らない理由を解説します。
白いロウは取ったほうがいいの?そのまま?
そもそもブルームとは、
ブライドルレザーなどの表面に浮き出ているブルームはロウとワックスなどが混ざったものです。
ブルームはただの飾りではなく、
ちゃんと役割があるので無理に取る必要はありません。
ブルームは取らなくていい理由
新品時はロウが浮き出ており、さらさらとした質感です。
多くの人は白いロウを取らずに使い続けています。
1か月もあれば白いロウはなくなるから。
ロウを取らなくても1か月もあれば自然に取れます。
ブライドルグランドウォレットは1ヶ月でツヤツヤになります。
ブルームは防水効果があるから。
水と油は混ざり合いませんよね?
ブルームに含まれるワックスは撥水の役割もあるので、無理に取る必要はありません。
むしろ取らない方が、水にも強く扱いやすい高級感のある風合いを楽しめます。
表面のロウを取ったほうがいい2パターン
ブルームを取れば深い光沢が現れます。
先ほども書いたように、ロウを拭き取らなくても自然と落ちてきます。
しかしロウを早く取った方がいい場合もあります。
スーツにロウを付けたくない人
スーツにロウを付けたくない!
と考えているなら購入後すぐに拭き取りをするべきです。
服に付いても手ではらえば落とせるのでそこまで神経質になる必要はありませんが、服の素材によっては落ちにくい物もあります。
この写真はオークバークのカバンを膝の上に乗せた時についたロウです。
財布ではここまで強く擦れることはないですが、新品時は注意しましょう。
新品時からケアしたい人
革のお手入れで欠かせないのが防水加工です。
基本的には防水スプレーを吹きかけるだけなので簡単なケアなのですが、ロウのある革の場合注意が必要です。
ロウが出ている状態で防水スプレーをかけると、白い皮膜になる場合があります。
防水ケアをする場合は必ずロウを布など拭き取ってから行うようにしましょう。
革を拭く布は柔らかい素材のものを選びましょう。
ストッキングや古着の切れ端を使う人もいますが、素材によっては革を傷つけてしまう可能性があります。コットン製のクロスをおすすめします。
まとめ 白いロウは取るべきか?
ココマイスターでブルームが出ているシリーズは
- コードバンクラシック
- オークバーク
- ジョージブライドル
- ロンドンブライドル
- ブライドル
これらの革についているロウは取る必要があるかというと、、、
結論としてはどっちでもいい。
といってもロウを取った方がいい人とそうでない人がいます。
ロウを取ったほうがいい人
- 服に付けたくない人
- すぐに防水ケアしたい人
ロウを取らなくてもいい人
- ブルームが取れていくのを楽しみたい人
- カバンに入れて持ち歩く人
というのが結論です。
おすすめは『ブルームは自然に取れるまで使う』です。
服に付いても手ではらえば簡単に取れるのでそこまで神経質になる必要はありません。
ただし、
・結婚式など服が汚れていたらみっともない場面
・ロウのあるカバンを持つとき
は注意が必要です。
どのみちロウを取らなくても、1ヶ月ほど使用すれば高級感のある光沢が出てきます。