ココマイスターのオークバークって木材のような風合いで美しいですよね。
でもオークバークを使った財布ってあんまりないですよね。
他のブランドでもオークバークがあるなら見てみたい!というあなたのために
ココマイスター以外にオークバークを使った財布を取り扱っているメーカーを調べてみましたのでご紹介します。
国内メーカー
ココマイスターにオークバークはある?
もちろんあります。
イギリスの企業がなめした(作った)革を日本人職人が縫製しています。
丁寧な作りが目を惹きます。
ココマイスターのオークバークレザーは厳格に管理されたオーク(樫)の木の皮のみを使って鞣された非常に希少な素材です。
イギリスではオークの木は徹底的に管理されており、鞣しに使うからと大量に伐採することはできません。
なので流通量も制限され、オークを使えるタンナーも限られています。
また、ココマイスターのオークバークレザーの一部カラー(ワインバレル、オークネイビー、ブラックリーフ)はすべて手作業で染色しているので、大量生産できず入手困難なアイテムとなっています。
デザインは直線的な物が多くクラシカルで知的なイメージです。
ガンゾにオークバークはある?
ありません。
ガンゾはブライドルやコードバンなどのポピュラーな皮革は多いですが、
珍しい皮革は少なめですね。
万双にオークバークはある?
ありません。
ブライドルレザー、シモーネ、コードバン、ブッテーロ、チェルケス、クロコダイル
などのポピュラーな革が多いです。
土屋鞄にオークバークはある?
ありません。
カバンが中心で財布などの小物は少なめです。革も良い素材ですが、変わった皮革はありません。
ワイルドスワンズにオークバークはある?
似た質感のブライドルレザーはあります。
オーク(樫)を含む植物タンニンを使って鞣された自然な風合いが特徴です。
フルグレインブライドルという名前で販売されています。
ココマイスターと違って曲線が特徴的でワイルドなデザインです。
ただ、オークのタンニンを使えば『オークバーク』になるわけではなく、あくまでオークを使ったブライドルレザーとなっています。
フルグレインブライドルレザーは、イギリスの歴史あるタンナー、ベイカー社が製造する皮革です。革自体が分厚く、堅牢で荒々しい印象がある素材です。革の表面(銀面)を残し、自然の風合いが強く残った個性的な皮革です。
デザインは流線形でカワイイ製品が多く、女性が持っても良さそうです。
海外メーカー
フィリージにオークバークはある?
ありません。
エッティンガーにオークバークはある?
ありません
ホワイトハウスコックスにオークバークはある?
似た質感のブライドルレザーはあります。
ヴィンテージブライドルという名前で販売されています。
オークバーク(樫)のタンニンで鞣したブライドルレザーです。
ヴィンテージブライドルレザーは、ローマ時代より続く英国の伝統的な鞣し(なめし)製法を用いており、オークバーク(樫の樹皮)を水に浸したピットの中に原皮を漬け込み、約一年という年月をかけてじっくりと革に鞣されています。
ココマイスターのオークバークと似た製法ですが、あくまでオークバークを含む植物タンニンエキスで鞣したブライドルレザーです。
ココマイスターと似たような財布が多いでが、少しカジュアルよりな製品が多いです。
オークバークがあるのはココマイスターだけ!
オークバークの樹皮のみで鞣されたオークバークレザーの財布や革小物を製造販売しているのは世界でもココマイスターだけでした。
ココマイスターのオークバークは
- 厳格に管理されたオークバークを使用
- オークバークの樹皮から抽出したタンニンのみで鞣す
- 約1年(365日と1日)かけて鞣される
が最大の特徴です。
他のブランドでは、オークバークのタンニンを使用したブライドルレザーはいくつかありました。
ただ、厳密にはオークバークレザーではなく「オークバークを含む植物タンニンで鞣されたブライドルレザー」です。
まとめ どこのオークバークを買うべき?
先ほども書いた通り、オークバークレザーを使用しているのはココマイスターのみとなっているので、ココマイスターでしか買えません。
ただ、オークを使ったブライドルレザーは他のブランドでも取り扱っているので、自然の風合いが強く残ったオークバークっぽいブライドルレザーをお求めの方はワイルドスワンズ、ホワイトハウスコックスがいいですね。
ホワイトハウスコックスがおすすめな人
- made in Englandの製品が欲しい
- 英国ブランドへの憧れが強い
- カジュアルで可愛めの製品が欲しい
- 百貨店で購入したい
縫製のレベルは国産であるココマイスター、ワイルドスワンズの方が良く見えます。菊寄せなどの細かい技術では、国産ブランドの方がはるかに優れています。
ヴィンテージブライドルの革自体も少し薄い印象です。
ワイルドスワンズがおすすめな人
- made in Japanの製品が欲しい
- 自然な風合いのブライドルが欲しい
- 流線形のワイルドなアイテムが欲しい
- フタつきの長財布(フラップ長財布)が欲しい
- ちょっとかわいい雰囲気の革製品が欲しい
製品を見た印象は、武骨でブランド名の通りワイルドな商品が多いです。
ガシガシ使っても悪くなりそうもない丈夫さを感じます。
フルグレインブライドルの革自体も分厚く簡単には壊れそうもないです。
ココマイスターがおすすめな人
- made in Japanの製品が欲しい人
- 樫の樹皮のみで鞣された本物のオークバークが欲しい
- 日本人職人と英国皮革のコラボレーションを堪能したい
- 品質の良い革製品が欲しい
- フォーマル、ビジネスでも使える上品な製品が欲しい
ブランド全体の印象は、非常に美しい革製品が多いことです。
本来自然の風合いが強く残り、荒々しい印象のあるオークバークレザーですら、ココマイスターの職人が仕立てるとフォーマルで気品に溢れる工芸品のようになるので不思議です。
個人的にココマイスターが一番きれいと思う
3つのブランドどれも素晴らしいですね。
英国のブランドのホワイトハウスコックスはどちらかというとカジュアルな雰囲気でおしゃれです。
でもこの三つの中ではココマイスターが一番高級感があると思います。
日本人職人による縫製で繊細かつ丁寧な仕上がりを堪能できます。
数多くの紳士が魅せられたのも納得の仕上がりです。
ただ、100%樫の樹脂で鞣すオークバークレザーは供給できるペースが限られています。ご購入を検討中の方は在庫があるうちに注文することをおすすめします。
いちど売り切れになると数か月入荷しないことも多々ありますので、購入予定の方はお急ぎください!
ちなみに
ココマイスターのオークバークで注目度No1の財布はこちら