革財布を綺麗にエイジングさせるには必ず
正しいメンテナンスが必要となります。
特に、ココマイスターや土屋鞄、万双、ガンゾなどに多いタンニン鞣し・染料仕上げの革はしっかりお手入れしないといけません。
革財布のメンテナンスは大きく分けると2種類です。
・毎日行いたい『毎日メンテナンス』
・ひと月に一度くらいの『ときどきメンテナンス』
今回は革財布を美しくエイジングさせるのに欠かせない正しいメンテ術を紹介します。
『毎日メンテナンス』はたったの1分!
ブラッシングでホコリや汚れを落とすだけ!
たったこれだけで毎日のメンテナンスは終了です。
財布は手に触れることが多い革製品です。
また、空気にも触れやすくホコリも付きやすいアイテムです。
革についたホコリや汚れを放置すると、カビの原因になってしまいます。
縫い目やシボの汚れをしっかり落とすようにしましょう。
柔らかいブラシなどでブラッシングすると、
革を傷付けずに汚れを落とせるのでおすすめです。
⇒ココマイスターなどの高品質革財布におすすめのブラシはこちら!
『ときどきメンテナンス』は5ステップで完了!
- ステップ1ブラッシング
ブラシで革についた見えない汚れを落とします。
目立つ汚れが付いていたら、革用クリーナーで洗いましょう。
間違っても硬く絞ったタオルなどで拭き取りしないでください!
山羊毛ブラシなどの柔らかいブラシを使うと革を傷付けません。
ココマイスターなどの高級革財布におすすめなブラシはこれ! - ステップ2防水スプレー
30cmほど離れたところから吹き付けるようにしましょう。
この時、スプレーは必ずフッ素系の防水スプレーを使用しましょう!
液を多くかけても効果が強くなることはありません。
(2回スプレーすると、防水効果が高まります。)
ココマイスターなどの高級革財布ならコレがおすすめです。 - ステップ3栄養クリーム
革に潤いと柔軟性、艶を与えます。
革財布には必ず、乳化性クリームを使いましょう。
油性クリームを繰り返し塗ると革が硬くなります。革財布にクリームを塗るちょっとしたポイントがあります。
・折れ曲がる部分は多めに塗る
財布の折り目は負担がかかります。
折り目をしっかりケアして、曲げに強くしましょう。
ココマイスターなどの高級革財布にピッタリクリームを塗り広げるのにコットン製の布あると便利です。
- ステップ4乾拭き光沢を出す作業です。
光沢なんていらないよ!って人はスキップしましょう。
こちらはコットンクロスで乾拭きです。
ただし、クリームを塗るのに使ったコットンとは分けて使いましょう。
光沢感が出にくくなってしまいます。
- ステップ5ブラッシング毛穴や縫い目に残ったクリームをブラシでかき出します。
最初に使ったブラシで毛穴やシボ、縫い目に残ったクリームを取り除きます。
これらが正しい革財布のメンテナンスです。
意外と少ないステップなので、初めて革財布をメンテナンスする人でもカンタンに行えます。
慣れれば10分とかかりません。
今回使用したメンテ用品は
- 山羊毛ブラシ
- 防水スプレー
- 乳化性クリーム
- コットンクロス 2枚
どれもココマイスターの公式サイトで購入できるので、
ココマイスターの製品を購入予定なら同時購入しましょう。
防水スプレー クリーム 順番はどっちが先問題!
メンテナンスの順番で一番意見が別れるのが、
防水スプレーとクリームの順番です。
どちらを先に使っても間違いではないです。
使う順番で、得られる効果に少し差が出てくるのです。
- 先にクリームを塗り込むと、クリームの成分は浸透しやすく、防水スプレーが浸透しにくくなってしまいます。
- 逆に防水スプレーを先にかけると、防水効果が高まり。クリームの成分が浸透しにくくなります。
どちらの効果を強く出したいかによって、ケアする順番が変わってくるというわけです。
カンタンにまとめると
『防水スプレー→クリーム』でケアするべき人は
- 防水効果を高めたい
- 革の光沢を最大限に出したい
『クリーム→防水スプレー』でケアするべき人は
- 革の乾燥が気になっている
そもそもクリームは革の表面がカサつくまで塗る必要はありません。
クリームを塗るのは4~6ヶ月に一度くらいで十分です。
乾燥が気にならないならクリームは塗らないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
あなたは正しい革財布のメンテナンスをできていましたか?
他のサイトではいきなり水ぶきとか、牛乳を塗るだとか、いろいろ書いてありますが、
間違ったメンテナンスをすると革は確実に悪くなります。
せっかく大切に使ってきた財布もたった一度の、間違った情報を信じたばかりにゴミ箱行になることもあります。
正しいメンテナンスを行って、きれいにエイジングさせて、長く長く革財布を使ってください。