この記事にはプロモーションが含まれていますが、私の実際の体験や調査に基づき書かれています。

本革製ランドセルのメリット・デメリットとおすすめメーカーを紹介! 

この記事では天然皮革ランドセルを選ぶメリット・デメリットとおすすめのランドセルメーカーをご紹介します。

簡単に本革製ランドセルのメリットを紹介すると、

  • 使うほど味が出る
  • 高級感がある
  • 丈夫で長持ちする
  • 透湿性が高く蒸れにくい

人工皮革200gほど重たいですが、質感や丈夫さを重視するなら天然皮革製ランドセルをおすすめします。

一番おすすめのランドセルメーカー

最もおすすめのランドセルメーカーは土屋鞄製造所のランドセル
鞄作りの専門工房として創業した土屋鞄は、革財布などの革小物も手がけるほど緻密な技術を持ったランドセルメーカーです。

素材と品質にこだわるなら、このメーカーから選べば間違いありません。

おすすめの革製ランドセルメーカーを知りたい方はこちらへジャンプ⇒

革製ランドセルの特徴とメリット・デメリット

天然皮革(牛革、コードバンなど)は紀元前から衣服などに利用されている素材です。

本革(天然皮革)のメリット

天然皮革を使ったランドセルのメリットをご紹介します。

使うほど馴染む

革素材は使う人に馴染んでいきます。
革靴や革ベルトを使う人が多いのも、自分の体に馴染ませるためです。

ランドセルも同じです。
新品時はフィット感が無いかも知れませんが、使うほど背中に馴染んで背負い心地が良くなっていきます。

体への負担も軽減されます。
革は使っているうちは馴染み続けるので、教科書が重たくなった高学年でも負担が少なく背負えます。

落ち着きがあって高級感がある

本革のランドセルは比較的派手な装飾が無く落ち着いたデザインが多いです。

低学年のうちは派手でカッコいいor可愛いランドセルが好まれます。
しかし6年生(12歳)まで持つことを考えると、落ち着きのあるシンプルなデザインが良いでしょう。

無難で悪目立ちもしないので、安心して6年間使い続けることができます。

またシンプルなデザインでも、素材自体の美しさから高級感があり、
使い続けることで味が出るのも特徴です。

卒業後、革財布や革小物にできる

小学校卒業後、思い出の詰まったランドセルを捨てるのはもったいない。でも置いておくのも邪魔になる。
そんな問題を解決するランドセルのリメイクです。

ミニランドセルや革財布、鍵っ子になる中学生の為にキーケースにする人も多いそうです。

牛革やコードバンは耐久性が高く、よほど乱暴に使わない限り6年でダメになることはありません。
卒業後は革財布やキーケース、ペンケースなど日常的に使うモノにリメイクしやすいのもおすすめポイントです。

透湿性が高く、背負い居心地がいい

天然皮革は紀元前から衣類の素材としても採用されている素材です。
ランドセルにすることで体の湿気を逃がし、背中が蒸れにくくなります。

通学でずっと背負い続ける物なので、快適性は重要です。

特に夏場は汗疹あせもの原因になったり、汗疹をひっかいて雑菌が入り感染症の原因にもなります。

背面が牛革の場合、背中の汗を適度に逃がしてくれるので汗疹ができにくくなります。

本革(天然皮革)のデメリット

ここまで革製ランドセルのメリットを紹介してきましたが、もちろんデメリットもあります。

重い

人工皮革と比べて重量が大きくなります。

例を出すために【くるピタランドセル】から2つランドセルを比較します。

主素材(天然皮革)の重さ

かぶせ:馬革(コードバン)
大マチ:牛革
背裏:牛革

重量

1,500g前後

主素材(人工皮革)の重さ

本体素材:クラリーノ®タフロック®NEO
背裏:クラリーノ®ロベニカ

重量

1,250g前後

天然皮革のランドセルは人工皮革と比べると250gほど重くなります。小ぶりのリンゴ1つ分くらいです。

少しでも軽いランドセルがいいなら人工皮革製がいいでしょう。

比較的高価なランドセルは多い

例を出すために【くるピタランドセル】から2つランドセルを比較します。

主素材(天然皮革)の価格

96,800円(税込)

主素材(人工皮革)の価格

85,800円(税込)

ランドセルメーカーにもよりますが、革製は1~2万円ほど高く販売されています。

高価な理由は革自体が高価な素材だからです。
得にランドセルは大きな革が必要なので、人工的に作れる素材よりも高くなります。

デザインは渋めが多い

革製はシンプルで派手な装飾がありません。
お子さんによっては地味で嫌だ!と言う可能性もあります。

中には型押し加工をして、派手なデザインのランドセルもありますが、合皮と比べると比較的落ち着いたデザインが多くなります。

水に弱い

天然皮革は雨や水に弱い特徴があります。
ずぶ濡れのまま放置していると、革に水シミが残る場合があります。

できれば雨の日はレインカバーを付けてあげましょう。

ただ、ランドセルに使われている本革は、水や雨に強い加工を施されていることがほとんどです。
濡れたら乾いたタオルで優しく拭いて自然乾燥させればOK。

正しく手入れをしておけば、人工皮革よりも傷みにくい素材です。

人工皮革(クラリーノなど)製ランドセルの特徴とメリット・デメリット

人工皮革は様々なメーカーで開発されていますが、この記事では最も人気なクラリーノについて解説していきます。

クラリーノは化学メーカーのクラレが製造する人工皮革
現在では7割上のランドセルで利用されている素材です。

クラリーノには様々な種類があり、代表的なもので5つ

クラリーノの種類
  • クラリーノ
    • クラリーノで最も軽い
  • クラリーノエフ
    • 牛革に近い風合いを再現、クラリーノFとも言う
  • クラリーノレミニカ
    • キズに強く光沢が強い。女の子のランドセルに使われることが多い
  • クラリーノタフロック
    • キズに強く、クラリーノで最も丈夫な素材
  • クラリーノリピュート
    • メタリック加工で独特の風合い

今回は人工皮革全般のメリットデメリットについてご紹介します。

人工皮革(クラリーノなど)のメリット

人工皮革製ランドセルのメリットについてご紹介します。

軽い

天然皮革と比べて軽く、小さなお子さんでも負担が少ないメリットがあります。

1kg~1.3kgほどのランドセルが多いです。
本革と比べると0.2kgほど軽く、少しでも軽いランドセルを求めているなら人工皮革でできたランドセルを選ぶのがおすすめです。

カラー豊富・派手なデザインが多い

デザインが豊富なので、お子さんの好き嫌いで選んであげられるのが嬉しいポイントです。

人工皮革は天然皮革を比べて色が付けやすく、様々な色を付けることができます。
また、メタリックな光沢を持たせることもできるので、派手なランドセルを求めている人にもおすすめです。

安い

人工皮革は天然皮革と比べて安く作れます。
価格は1万円ほど安くなります。

少しでも安いランドセルを探しているなら人工皮革のランドセルがおすすめです。

水に強い

人工皮革は雨に強い特徴があります。
表面に撥水性があり、水を弾いてくれます。

とはいえ、縫い目や鞄の隙間から雨が入ってくるので、レインカバーはあった方がいいでしょう。

人工皮革は水に強いですが、しっかりお手入れは必要です。

人工皮革(クラリーノなど)のデメリット

人工皮革のランドセルは価格が安いですが、デメリットもあります。

耐久性が天然革と比べて低い

牛革と比べて、紫外線などで劣化が進みやすい傾向があります。
もちろん紫外線対策はしてありますが、傷みやすい素材です。

特に軽量タイプのランドセルは心材などが薄く、皮革へのダメージも大きくなります。

とはいえ、6年間は問題無く使えるので、小学生の間は気にしなくても大丈夫でしょう。

リメイク品が限られる

人工皮革は耐久性が劣るため、ランドセルのリメイクを作りにくくなります。
特に財布やキーケースなど、普段から持ち歩くような革製品にするには耐久性が足りない可能性があります。

ミニランドセルなど、思い出として残すだけなら人工皮革でも十分耐久性があります。

もし身近な革製品をリメイクしたいなら天然皮革のランドセルを選びましょう。

高級感に劣る

人工皮革はツルツルとした質感です。
安い分、見た目も軽い印象で牛革と比べると質感が劣ります。

これは好みが別れますが、お子さんの好みで選んであげるといいでしょう。

革製ランドセルを販売しているおすすめメーカー

土屋鞄製造所

1965年、東京の下町で創業した土屋鞄のランドセル。
牛革を中心にコードバンや人工皮革のランドセルを製造販売しています。

日本の職人がひとつひとつ手作業で仕立てており、作りの良さは国内でも屈指のレベルです。

6年間無料修理保証もあるので、安心して購入できます。

くるピタランドセル

ランドセルをもっと楽しく!そんな思いから開発された「くるピタ」
デザイン性はもちろん、素材や耐久性もこだわっている国産ランドセルメーカーです。

使いやすさ、丈夫さ、オシャレさを求めるなら間違いないブランドです。

もちろん6年間修理保証やリメイクも行っています。

中村鞄製作所

1960年に創業したランドセルメーカー『中村鞄製作所』
「背負い心地」を第一に考えたランドセルを製造販売しています。

シンプルで時代の問わないデザインが魅力の1つです。

ランドセルの岐阜横山鞄

1977年に岐阜県で設立された鞄専門ブランド。
背負いやすさを持っても重視して作られています。

丈夫で使い勝手のいいランドセルを探しているならおすすめのメーカーです。