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クリスペルカーフの特徴とメンテ術
がなかったので自分なりに調べてまとめてみました。
クリスペルカーフとは
原皮:欧州 生産国(タンナー):ドイツ
ドイツの名門タンナーであるペリンガー社が生み出したボックスカーフです。ペリンガー社は1864年からボックスカーフを中心に高級皮革を作り続けています。長い年月をかけて培われた伝統的な製造技術と近代の製造技術を融合させ、常に安定した品質の革を提供しています。水シボと呼ばれる表面にキメ細やかなシワが最大の特徴です。また贅沢で煌びやかな光沢が魅力でヨーロッパ最高級との呼び声もあります。繊細な美しさとは裏腹に傷や曲げ伸ばしに強い特性もあります。
クリスペルカーフの特徴
美しい水シボ
水シボと呼ばれる水が流れたような風合いのシワが一定方向に入っています。この細かいシワが光を反射して、贅沢な光沢感を出してくれます。
おとなしい経年変化
新品時はさらりとした手触りで、しなやかな質感を楽しめます。使い込むごとにしっとりと変化し、光沢は潤いのある艶やかな表情に変化していきます。
扱いやすい皮革
細かい水シボによって曲げ伸ばしや傷に強い素材になっており、付いた傷も目立ちにくくなります。水にも比較的強い特性があるのでビジネスシーンでも心強い味方です。
クリスペルカーフのお手入れオイルを多く含んでいるので、クリームなどでケアする必要はありません。基本的に毎日手にもって使うだけでメンテナンスになります。使用していく中でかさつきが出るようであればクリームを塗るだけで大丈夫です。比較的水には強い素材ですが、雨の日などは防水スプレーでケアするほうが安全です。 |
以上がクリスペルカーフの特徴とメンテ術です。
クリスペルカーフは他の皮革シリーズと比べてエイジングが穏やかで、劇的な変化は見られません。
新品時から完璧な美しさがあるのが特徴ですね。
傷に強く、オイルを多く含んでいるためメンテナンスもほとんどいらないシリーズになっています。
革を育てるよりも、とにかく美しい光沢と使い勝手を求める人におすすめです。
ココマイスターでもトップクラスの美しさを持つ皮革のため、とても人気商品となっています。
特にロイヤルブラック(黒色)は人気ですぐに再販後に売り切れになってしまうほどです。
次回入荷日未定のため、クリスペルカーフの購入は早い者勝ち!
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水シボとは?
クリスペルカーフを含むボックスカーフの最大の特徴である水シボ。
水シボとは革表面にある細かな凹凸のことです。水が流れた跡のような風合いがとても美しいです。
個人的には水の流れた跡よりも穏やかな風が吹きつける水面の様にも見えます。
上の画像のような、細かく波のある水面のようにも見えます。
この細かい水シボのおかげでキズがついても目立たず、いつまでも美しい革のまま使えるというわけです。
どうしてクリスペルカーフは傷に強いの?
理解しておきたい”なめし方”の違い
そもそもココマイスターで使われている皮革の鞣し方には2種類あります。
・タンニンなめし
植物の樹皮などから抽出したタンニン(渋)を主成分になめす。
なめしに数か月かかることがある。
・クロムなめし
化学薬品(塩基性硫酸クロム)を使用してなめす。
短時間でなめしが終了する。
革製品のおよそ85%はクロムなめしで作られています。
ココマイスターで使用されている皮革のほとんどは”タンニンなめし”です。
一方、クリスペルカーフは”クロムなめし”でカーフを鞣して作っています。
”クロムなめし”は”タンニンなめし”と比べて
- 柔軟性がよい
- 保存性がよい
- 耐熱性がよい
- 染色性がよい
- 傷つきにくい
これらの特性から手袋や鞄、ジャケットなどで広く使われています。
クロムなめしでできた革は柔軟であるため、傷ついても元に戻りやすくなっています。
このようなクロムでなめしで鞣されたカーフを”ボックスカーフ”と呼びます。
クリスペルカーフもボックスカーフの一種です。
クリスペルカーフが傷に強い理由
ボックスカーフ(クロムなめし)の特徴として柔軟性があり、引っ張りなどにも強いことが挙げられます。
なのでボックスカーフの一種であるクリスペルカーフも柔軟で引っ張りにも強く、傷が付きにくいのです。
また、一般的なボックスカーフは鞣す時間が数時間と短いのに対し、クリスペルカーフは鞣す時間が150時間と非常にゆっくりと鞣すのです。
この長時間の鞣しによって、通常のボックスカーフとは比べ物にならない艶やかな光沢や繊細な水シボが現れるのです。
この細やかな水シボのおかげで傷などが目立ちにくく、長い間美しい状態を保てるのです。
現在(2018年)の段階で、ココマイスターでボックスカーフ(クロムなめしの皮革)は『クリスペルカーフ』のみです。
いつまでも美しく、変化の少ない革財布を持ちたいなら絶対にクリスペルカーフがおすすめです!
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ドイツの名門タンナー『ぺリンガー』ってどんな会社?
ぺリンガー社は常に最高品質のボックスカーフを提供するドイツの名門タンナーです。
1864年から続くクロムなめしのタンナーで、どこの大資本にも属さず家族経営のような小規模な経営を続けています。
150年以上蓄積した技術と近代的な製法を柔軟に組み合わせ、独自のクロムなめし技術を確立して世界中の高級皮革メーカーも注目しています。
環境対策もばっちり
クロムなめしでは化学薬品を使用するため、排水・廃棄物の処理は欠かせません。
ぺリンガー社では優れた浄化技術・廃棄物の処理・ろ過設備を用いて環境対策を実施。
環境先進国といわれるドイツの厳しい環境基準をクリアしています。
汚水の処理設備が負担になってヨーロッパの大手クロムなめしタンナーが廃業したほど厳しい環境基準なのです。
このように環境対策にも真摯に取り組む姿勢が名門タンナーと呼ばれる所以です。
この世界的一流タンナー『ベリンガー社』のクリスペルカーフを表と内側に贅沢に使った財布を購入できるメーカーの1つがココマイスターです。
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クリスペルカーフに必要最低限なメンテ用品はどれ?
クリスペルカーフはオイルを多く含んでいるため使うだけでもメンテナンスになります。
最低限必要なメンテナンスはブラッシングと防水ケアです。
ブラッシング
ブラッシングは革製品ケアの基本中の基本です。
財布やカバンは外気を触れることが多く、ホコリや目に見えない小さな汚れがたくさん付着します。
ブラッシングで汚れを落とすことで、カビなどのトラブル予防できます。
必ず柔らかい毛のブラシでブラッシングしましょう!
防水ケア
防水スプレーで防水処理することで水濡れでシミになったり、汚れが付くのを防いでくれます。
雨が降る前日か当日にスプレーを吹きかけるだけでOKです。
防水スプレーはフッ素系樹脂を使用しましょう。
シリコン系樹脂は透湿性が損なわれてしまいます。
またアルコール系溶剤を使用したスプレーも革の皮膜を傷めるので使わないようにしましょう。
防水スプレーで迷ったらこのスプレーを購入すれば間違いありません。
ココマイスターの公式サイトで購入できるのでクリスペルカーフと同時購入をおすすめします。
クリスペルカーフでおすすめの財布はどれ?
ベリンガー社が作る”クリスペルカーフ”がとても優れた皮革ということはわかりました。
ではクリスペルカーフシリーズで一番おすすめの財布はどれなのでしょうか?
一番のおすすめは
『クリスペルカーフロシュウォレット』(54000円)
世界最高峰のクリスペルカーフを贅沢にも表と内側両面に使用。
見た目以上に軽量なので、胸ポケットに入れてもジャケットがシワになりにくい。
小銭入れも薄く設計されているので、スーツを着る人にとてもおすすめです。
クリスペルカーフロシュウォレットが向いている人
・小銭を溜めない人
・レシートを溜めない人
・スーツを着る人
クリスペルカーフロシュウォレットが向いていない人
・財布は大容量がいい人
・レシートをたくさん貯める人
・カードが多い人
クリスペルカーフロシュウォレットの最大のメリットは薄さなので、財布に物をたくさん入れる人には向いていません。
あくまでもスタイリッシュにこだわる人向けの財布です。
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