ガンゾ(GANZO)の製品は、その優れた品質と耐久性で多くの人々に愛されています。
しかし、これらの製品を長く使い続けるためには、適切なアフターケアが欠かせません。
この記事では、ガンゾの革財布を買うときにアフターケア用品が必要か?
買うならどれを買えば良いのか?を解説します。
革製品は、最初の頃はケア用品はなくても大丈夫です。
ただ、長く綺麗に使いたいならブラシだけでも買うとよいでしょう。
ブラシは毛の柔らかく革を傷つけない山羊毛ブラシがおすすめです。
アフターケア用品の必要性
高品質なレザーを使用しているガンゾの製品は、適切なケアにより長持ちします。
レザーは天然素材であるため、時間と共に変化し、独特の風合いを増していきます。
しかし、日常の使用による汚れや摩擦、そして湿度の変化などがレザーにダメージを与えることもあります。
そのため、アフターケア用品を使って、適切にメンテナンスを行うことが重要です。
特に革に付着した汚れやホコリを落とすことは重要です。
革の凹凸や縫い目などに汚れが詰まる事があります。
革についたホコリや汚れはカビの原因のひとつです。
定期的にホコリを落とすケアをしてあげましょう。
ガンゾのアフターケア用品の種類
ガンゾのアフターケア用品には以下のような種類があります。
- レザー用ワックス: レザーに潤いを与え、柔軟性を保ちます。
- ブラシ: 革に付着した汚れやホコリを落とすために使用します。
ワックスは3種類
革に栄養や保護を与える製品です。
ワックスの種類によって、光沢や撥水性、柔軟性などの効果が異なります。
革の種類や状態に合わせて、適切なワックスを選ぶことが大切です。
ワックスを塗る前には、革の汚れを落としておくことも忘れないでください。
コンディショニング用WAX
コンディショニング用WAXは、カーフやヌメ革に適したWAXで、ホホバオイルで革に水分と柔らかさを与え、ソフトジェルで革に均一に塗れる、有機溶剤不使用で革に優しいクリームです。
基本的にはこのクリームでケアできます。
コードバン用WAX
コードバン用WAXは、コードバンレザー専用のWAXで、ワックスの割合を増やし水分を減らすことで、摩擦を軽減しています。
コードバンの製品を買ったらこれを使いましょう。
ブライドルレザー用WAX
ブライドルレザー用WAXは、ブライドルレザーをロウ引きするときのロウと同じ成分でできているWAXで、レザーフードとも呼ばれています。
ブライドルレザーを使った製品の場合、このクリームを使えば間違いありません。
GANZOレザー製品は、十分に油分が含まれておりますので、新品時はクリームでのお手入れは不要でございます。
新品の製品にワックスを塗りますとシミや水泡の原因となる場合がございます
ブラシは4種類
レザー用ブラシは、革製品のお手入れに欠かせないアイテムです。
ブラシの種類によって、革の表面のほこりや汚れを落としたり、光沢を出したり、クリームを伸ばしたり、余分なクリームを落としたり、細かい部分にクリームを塗ったりすることができます。
山羊毛ブラシ
山羊の毛でできた柔らかいブラシで、革に優しくツヤを出すのに適しています。コードバンやブライドルレザーなどのデリケートな革におすすめです。
ホコリや汚れを落とすなら、このブラシでOKです。
ジャーマンブラシ♯5 豚毛
豚の毛でできた硬めのブラシで、革に強くこすって汚れを落とすのに適しています。カーフやヌメ革などの丈夫な革におすすめです。
ジャーマンブラシ♯2 馬毛
馬の毛でできた中間くらいの硬さのブラシで、革に適度にこすってツヤを出すのに適しています。コードバンやブライドルレザーなどのデリケートな革にも使えますが、力を入れすぎないように注意してください。
ジャーマンブラシ♯7 馬毛
ステッチ奥の細かなWAX落としや、ワックスの塗布まで使えるレザーケアブラシです。
どのメンテナンスアイテムを買えば良い?
ガンゾでは複数のレザーケアアイテムがあります。
どれを選べば良いか分からなければ、とりあえず山羊毛ブラシだけでも買っておきましょう。
山羊毛は馬毛や豚毛と比べて柔らかく、革を傷つけずにホコリや汚れを落とすことが出来ます。
クリームは革の乾燥が気になってからで良い
ガンゾの革製品は、新品時には油分が多く含まれています。
レザー用のクリーム/ワックスは、革の乾燥が気になってから購入しても遅くありません。
コンディショニング用WAXはいろいろな革で使えるので便利です。
アフターケアの方法
- ステップ①ブラッシングでほこりや汚れを落とす
馬毛のブラシを使って、優しくブラッシングします。
シミや頑固な汚れは、バックスガムでこすって除去します。 - ステップ②WAXを布につけて塗る
レザーの種類に合わせて、適切なWAXを選びます。
柔らかい布に米粒くらいの量のWAXをとり、薄く伸ばしながらレザーに塗ります。
厚く塗りすぎるとムラになるので、注意してください。 - ステップ③WAXをなじませる
WAXの種類によって、なじませる時間が異なります。
WAXが革に浸透して、ベタつきがなくなるまで待ちます。 - ステップ④ブラッシングと磨きで仕上げる
ブラッシングで、ステッチなどに残ったWAXを落とします。
ネル生地でやさしく磨いて、艶を出します。
GANZOレザー製品は、初めは十分に油分が含まれているので、クリームでのお手入れは不要です。 新品の製品にワックスを塗りますとシミや水泡の原因となる場合があります。
まとめ
アフターケアは一度きりではなく、定期的に行うことが重要です。
特に頻繁に使用するアイテムの場合は、アフターケアを定期的に行うことで、レザーの品質を長持ちさせることができます。
ガンゾの公式サイトで販売しているレザーケア商品は、ガンゾの革製品と相性の良い物として作られています。
どの商品が良いのか迷ったらガンゾ公式サイトで買うようにしましょう。
初めての革製品で、長く綺麗に使いたいならブラシだけでも買うとよいでしょう。
ブラシは毛の柔らかく革を傷つけない山羊毛ブラシがおすすめです。